十島村の中学生全員で，「十島村中学校連合交流学習」を行いました。１日目はフェリーに乗って鹿児島市に行き，そこからバスで宿泊施設である日置市の「ゆすいん」まで行きました。 　２日目は，日置市立伊集院北中学校を訪問しました。最初に対面式があり，代表のあいさつや各島の紹介を行いました。大人数の前でしたが，どの学校も堂々と発表できていました。また，伊集院北中学校の生徒会役員の皆さんが，学校の紹介をしてくれました。２～４校時は，各学級に入って一緒に授業を受けました。普段は少人数の授業しかできないので，大人数の学級での授業はとても新鮮だったようです。給食も一緒にいただいて，午後からはスポーツ交流を行いました。１年２組の皆さんと一緒に，ドッジボールやバスケットボールを楽しみました。伊集院北中学校で過ごした時間は，生徒達にとって素晴らしい思い出になりました。 　その後，日置市にある「セイカ工場」を見学しました。できたばかりのとてもきれいな施設で，アイスクリームのできる過程を見ることができました。また，実際にアイスクリームを試食させていただき，みんなとても喜んでいました。 　３日目は，まず鹿児島城西高等学校を訪問しました。各学科に分かれて，体験をさせていただきました。社会福祉科では，ベッドメイキングの方法や介助の方法などを学びました。とても貴重な体験になりました。その後樟南高等学校を訪問し，レストランで昼食をいただきました。施設見学では，とても広い校舎にみんなびっくりしていました。 　午後からは，十島村役場で「選挙啓発学習会」と「村長と語る会」を行いました。選挙啓発学習会では選挙の方法を学び，模擬演説や投票を行いました。「村長と語る会」では，各島ごとに課題を発表し，村長さんからアドバイスをいただきました。３泊４日の交流学習を通してさまざまな体験をすることができ，とても有意義な学習になりました。