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十島村中学校連合修学旅行(6月2日~6日)

 6月2日(日)に,中学生が「十島村中学校連合修学旅行」に出発しました。港には小学生や職員,保護者,里親の方々が集まって,中学生のお見送りをしました。みんな笑顔でフェリーに乗り込んで,すぐにデッキに出てきてくれました。「行ってらっしゃーい!」,「行ってきまーす!」と,お互いにつかの間の別れを惜しみました。
 1日目は18時前に鹿児島に到着し,ホテルで結団式などを行いました。2日目は,バスで長崎市に移動しました。稲佐山では,長崎の町並みを眺めながらおいしい昼食を食べました。その後,平和公園で平和祈念式を行い,原爆資料館の見学をしました。平和について,さまざまなことを学べたことでしょう。
 3日目の午前中は,長崎市内の自主研修です。歴史文化博物館,眼鏡橋,孔子廟,グラバー園などを見学しました。さまざまな文化,歴史などに触れることができ,とても貴重な時間となったことでしょう。午後からは,ハウステンボスを見学しました。オランダの町並みを再現した広大なテーマパークで,楽しい時間を過ごしました。
 4日目は,佐世保から太宰府に移動し,九州国立博物館と太宰府天満宮を見学しました。太宰府天満宮は,学問の神様「菅原道真」を祀っていることで有名ですが,今年は特に新元号「令和」の引用もととなった「万葉集」の「梅花の歌」が詠まれたとされるゆかりの地としても注目されています。子どもたちは,境内にある「御神牛」の頭を撫でていました。御神牛の頭を撫でると,頭がよくなる,知恵を授かると言われているそうです。御利益がありますように!その後,太宰府を出発して鹿児島に向かいました。バスの中でのビンゴ大会では,3人が見事景品をゲットしました。解団式,夕食,入浴をしてから,フェリーとしま2に乗船しました。
 5日目の午前5時,フェリーとしま2が西之浜港に入港しました。生徒たちは元気そうにタラップを降りてきて,待っていた保護者や島民の方から「お帰りなさい!」と声がかけられました。出港時には,中学生が並んで手を振り,他の6島の生徒たちを見送りました。その後,一人一人修学旅行の感想を発表してくれました。「長崎で平和について学ぶことができた。」「他島の中学生とも仲良くなることができた。」など,充実した修学旅行であったことが伝わる感想でした。4泊5日の修学旅行,素晴らしい思い出となったことでしょう。