十島村立口之島小・中学校   トップページに戻る  学校経営に戻る

令和5年度の努力点と具体策

努 力 点 内容および具体策
1 学校経営の充実

 学校経営方針に沿った教育を進める

(1) 自信をもって思いや願いを表現する児童生徒の育成
(2) 「島立ち」意識と集団生活を通した自立心を養う教育活動の設定
(3) 個々のキャリアを高める教育活動の位置づけ(教育活動の具体化)
(4) 園・小・中、小中連携による教育活動の推進
(5) 極小規模,小中併設を生かした教育活動の展開
(6) 特色ある教育活動の運営と広報(口之島からの積極的な発信)

2 教育環境の整備・充実  気持ちのいい環境づくりを推進する

(1) きれいな学校(清掃指導,ボランティア活動の充実等)
(2) 花壇やガーデンを生かした口之島環境づくりの発信(花の管理)
(3) 計画的な職員作業(緑化活動や栽培活動の事前準備等)
(4) 校舎内設営の充実(教室,廊下,踊り場等)
(5) 「タモトユリの島」への自覚(栽培・育成と観察)
3 教職員の資質向上  教育公務員としての自覚を持って高見を目指す

(1) 島内外での自覚ある行動(服務規律と挨拶,言葉づかい,応対,服装等)
(2) 服務ファイルの活用(資料ファイル化と感想記入、定期的なチェック)
(3) 校内研究テーマに基づく実践的研究(研究授業・教育論文等)
  ※鹿児島地区「指導法改善・教育方法」指定2年目研究公開の取組(公開日10/6)
(4) 授業力向上への取組(合同授業,乗り入れ授業,実践発表等)
(5) 村教研及び各種研修会への目的意識を持った参加
(6) 「かごしま県教員等育成指標」に基づいた個々の研修履歴の作成と活用
4 学習指導の充実  児童・生徒の姿(結果や態度)で表す

(1) 諸学力等検査の数値目標の設定(個々の児童生徒の前年度比アップ)
(2) 弾力的な授業の推進(少人数指導,複式解消授業等)
(3) 個別・補充指導や放課後の自習時間確保による学力の定着
(4) 自ら考え学ぶ「チャレンジタイム」(週1回 朝の時間)
(5) 各種資料の活用(学びの羅針盤,授業アイディア例等)
(6) TV会議システム及びICT機器(タブレット),デジタル教科書の積極的活用
5 心に届く生徒指導  「耳を傾け,寄り添い,かかわる」姿勢を基本とした生徒指導を推進する

(1) 基本的な生活習慣の育成と自己肯定感の向上
  (立ち止まって一言あいさつ,誕生日給食,キャリア教育授業・活動)
(2) 児童生徒理解と情報の共有化
  (毎週:小中別部会と金曜日の職朝,毎月:アンケートと小中別朝会等)
(3) 生活習慣の確立(Kカード,学校楽しぃ―と,個別面談等)
(4) 山海留学制度の充実(寮則・きまり,留学生連絡会・実親との連携)
6 道徳教育の充実  「考え,議論する道徳」へ転換する 

(1) 授業の充実と評価の研究(職員研修等)
(2) 授業の「振り返り」における児童生徒の変容の見取りと還元
(3)「生命尊重」「自己肯定感」を基盤とした道徳的な判断力,心情,実践意欲と態度の  育成(重点目標の設定,体験的活動の充実等)
(4) 読書活動の充実(読書冊数増加への工夫,外部図書の利用等)
(5) 合同学習(活動)による協同性や主体性,思いやりの育成
  (音楽,体育,総合的な学習の時間,課外活動 等)
7 人権教育の充実

 「見つめ,思いをめぐらせ,向き合う」(MOM)を根本に据える

(1) 人権感覚の涵養と知識・意識向上
 (冊子「なくそう差別 築こう明るい社会」の積極的活用)
(2) 差別や偏見のない人権同和教育の推進(人権集会等)
(3) 家庭や地域との連携による人権教育の推進

8 特別支援教育の充実と具体化

 「困った子」から「困っている子」への意識転換を図る

(1) 「困り感」がある児童生徒の共通理解と支援体制の確立(事例研修会等)
(2) 個に応じた指導・支援計画づくり(必要に応じて)
(3) 村教育支援委員会及び専門機関との連携
 (スクールカウンセラー,保健師,巡回相談 等)
(4) ユニバーサルデザインの検討(どの子にも見やすく分かりやすい環境)

9 保健・給食・安全指導の充実  保健(健康)及び望ましい食習慣を身に付け,安全・安心の学校にする

(1) 個に応じた保健(健康)習慣の確立
 (朝の健康チェック,歯や目の健康カード作成,メディア時間管理等)
(2) 自己肯定感につなぐリフレイミングの実践推進(授業・社会教育)
(3) 感染症対策の継続(新型コロナウイルス,インフルエンザ)と熱中症等対策
(4) 望ましい食生活の推進や食事マナーの育成(保健指導,委員会等)
(5) KYTの育成(実態に即した避難訓練,外部人材の活用等)
(6) 通学路の点検と交通安全教室の改善・工夫(実地訓練等)
(7) 施設設備の定期点検・補修と事故防止指導の徹底(安全点検等)
10 体力つくりの生活化

 技能を伸ばし,運動好きな児童生徒を増やす

(1) 一輪車・竹馬の技能向上(学習カード作成,運動会種目の工夫等)
(2) マラソン大会等の取組(長距離走授業,ランニング指導等)
(3) 運動時間の確保(児童生徒の自主的な運動の推進)
(4)「チャレンジかごしま」への参加(目標設定,年2回の記録申請)
(5) なわとび大会の充実(なわとびカード,大会の改善・工夫等)

11 進路指導の充実とキャリア教育の推進

 児童生徒の自己肯定感を高め,可能性を広げる

(1) 計画的・系統的な進路指導(学活・キャリア教育の計画改善等)
(2) 個に応じた進路指導の推進(7島による進路指導担当者会等)
(3) 目的意識を持った進路選択への支援(年2回の「受験の集い」等)
(4) 啓発的な体験学習の工夫と推進(合同職場体験学習の充実等)
(5) 適正な進路資料,進路情報の収集と提供(必要に応じて)
(6) 個々の「夢や希望,目標」を抱き,そこに向かう気持ちの醸成

12 家庭や地域との連携と開かれた学校づくり  「家庭と共にある学校,地域あっての学校」の精神で臨む

(1) 家庭との連携(週報,連絡帳,家庭訪問,教育相談等)
(2) 口之島の理解(「タモトユリ」「狂言」「野生牛」の研修)
(3) 新型コロナ感染症収束を見越した諸行事等の再開への積極的なかかわり
 ①地域行事への参加(盆踊り・狂言,敬老会,十五夜,お岳参り等)
 ②子ども会活動の確立(学校キャンプ,夕涼み会,海釣り大会等)
 ③地域と共に楽しむ運動会と文化祭(島外の方々との交流)
(4) なごみの里での交流(職員の交流,児童生徒を連れての交流等)
(5) くちっこ園との連携(合同行事,授業参観・参加,訪問等)
(6) 来島者の積極的な活用(職員研修での講話,新聞インタビュー,社会教育学級等)
(7) 積極的な情報発信
 ①HP,ブログ,学校だより,児童生徒会新聞,新聞への作品や記事の投稿
 ②口之島グッズ,観光パンフレット 等
13 業務改善の推進  教育の質を高めるための働き方改革を進める

(1) 業務時間の管理(業務カードの提出,管理職による見届け)
(2) 定時退校日(毎週金曜日)と退校時刻設定の習慣化
(3) 校務のための文書やデータの整理・共有(職員室の整理整頓等)
(4) 行事・活動の統合・集約(校外行事,課外活動等)
(5) 人間ドック等の健康診断受診とアフターケア