口之島には，古くから伝わる伝統の行事や，口之島ならではの楽しい行事などが数多くあります。児童生徒も，島の行事に積極的に参加をして盛り上げています。数ある行事の中から，いくつかを紹介します。

旧暦の盆の日に行われる，伝統芸能です。島の男性が踊り手となり，踊りの中に狂言が組み込まれているのが特徴です。録音技術のない数百年前から，口頭で継承されてきました。 午前はトンチ（集落の集会所），午後はテラ（墓地）で先祖の供養として踊られます。小学生以下の子どもたちが踊る小踊り，先踊り，天下泰平，サンサ節，ドンドン節，狂言で構成されています。
口之島でも有名な祭りの一つです。旧暦１１月に行い，神様に今年取れた新しいお米でつくるお酒やサトイモをそなえます。各お宮をまわって，遠くの家族の健康安全や豊作を祈ります。
毎年９月に行われる，地域のお月見です。子どもたちや保護者，地域の方が参加して，満月を見ながら綱引きや相撲などを楽しみます。
毎年９月に，お年寄りの方々に集まっていただいて敬老会を開いています。小中学生も参加して，合唱や金管バンド演奏などを披露し，大変喜ばれています。
毎月一回，島民が集まって「いきいき教室」を行っています。グラウンドゴルフや七夕飾りづくり，花壇への花植えなど，その月に応じたいろいろな活動を行っています。子どもたちと大人が一緒になって楽しめる行事です。
村営定期線を利用してトカラ列島の有人７島を走破するという，他に類がないマラソン大会です。十島村の本土復帰５５周年を記念して，２００６年に第１回が開催されました。口之島小・中学校の児童生徒も毎年参加し，力走を見せています。また，閉会式後の見送りの時は児童生徒全員でエイサーを踊って，ランナーの皆さんを見送ります。
１０月に，学校と地域が合同で「口之島文化祭」を行っています。児童生徒は，劇やソーラン，金管バンドなどの舞台発表，学習した成果の展示発表をします。また，地域の方々も舞台発表，展示などを一緒に行います。島民の方々がとても楽しみにしており，毎年島外からも多くの方々が参加します。。 「第２９回口之島文化祭」(H29.10.7)の様子はこちら 「第２８回口之島文化祭」(H28.10.8)の様子はこちら 「第２７回口之島文化祭」(H27.10.10)の様子はこちら
文化祭の翌日には，島内最大のイベント「口之島大運動会」があります。児童生徒を始め，島民が紅白に分かれて様々な種目が実施されます。島外からも，たもとゆり会の方々やダイバーの方々などが大勢参加され，大変盛り上がります。くちっこ園の子どもたちから高齢者まで，みんなが楽しむことのできる大イベントです。 「第６９回口之島大運動会」(H29.10.8)の様子はこちら 「第６８回口之島大運動会」(H28.10.9)の様子はこちら 「第６７回口之島大運動会」(H27.10.11)の様子はこちら